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新年にあたり



上川中央農業協同組合
代表理事組合長
新 井 光 雄

 新年あけましておめでとうございます。
 
 組合員の皆様におかれましては、輝かしい新年をご家族とともにお迎えのことと、心よりお慶びを申し上げます。
 昨年は、融雪の遅れと春先の天候不順により心配された作柄も、夏以降の好天に恵まれ回復傾向となり、総じて農産物は豊穣の出来秋となりました。
 しかしながら、平成二十三年の東日本大震災から二年を経とうとしておりますが、復興の兆しは未だ見えず、福島原発事故の収束にも目途が経っていない状況です。
 更に全国的な電力供給不足の恐れから、夏以降七パーセントの節電目標が設定されるなど農畜産物の需給・価格動向にも大きな影響を受け、厳しい年となりました。
 また、消費税増税法案が昨年成立し、平成二十六年より段階的な引き上げが実施されることとなり農家経済への影響は必須です。加えて、TPP問題については交渉参加に向けた政府及び財界の前のめりの姿勢は変わっていません。そのことは、まさに国のあるべき姿を問う「国のかたち」の行方が憂慮される事態です。
 依然として農業をはじめ幅広い分野への悪影響が懸念されておりますので、JAグループは交渉参加阻止に向けて運動を強力に展開して参ります。
 本年度の事業推進にあたっては、平成二十二年度にJA事業の着実な事業展開を図るために策定した第一次地域農業振興計画及び中期三ヶ年経営計画が平成二十四年度で終了致します。
 そのため、JAが地域農業の総合事業体として組合員と更なる事業展開を着実に進めるため、五年後のあるべき姿を目標とした第二次地域農業振興計画と目指す方策を更に具体化した中期三ヶ年計画を策定し、着実な事業推進を図って参りたいと考えております。
 これまで以上に地域の変化や農畜産物の需給動向の変化などに対応した持続可能な農業の実現に向け、世界情勢の変化に柔軟且つ俊敏に対応できる農業生産基盤の構築を進め、本年度も組合員皆様のご理解のもと、より一層信頼される「地域に根ざしたJA・信頼と絆」の実現に向け役職員一丸となって取り組んで参ります。
 最後に組合員並びにご家族様方のご健勝と本年が豊穣の出来秋を迎えることができます様、心からご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせて戴きます。